フィリピンの延長された防疫措置
おはようございます。
日本では、緊急事態宣言の延長がほぼ
決定しましたが、フィリピンでは、すでに
防疫措置の延長が決定しています。
フィリピン大統領府のロケ大統領報道官
は30日、新型感染症対策省庁間タスクフォース
(The Inter-Agency Task ForceI ATF)
が決定した防疫強化措置(enhanced
community quarantine ECQ)と
一般防疫措置(general community
quarantine GCQ)におけるガイドライン
を発表しました。
マニラ首都圏やカビテ州などカラバルソン
地域などに敷かれるECQでは、食品の
生産・製造・包装・加工・流通に関する事業所
やメディア事業も通常の50%の運用能力
での操業を義務付けています。
洪水管理や防災軽減、復旧工事などを
含む公共事業道路省(Department of
Public Works and Highways DPWH)
が認定した建設労働者、首都圏鉄道
(Manila Metro Rail Transit System
MRT)3号線(Line 3)の交換工事を
含む13の鉄道事業の限定工事のため
運輸省(The Department of Transportation
DOTr)が認定した労働者は就労が可能
としました。
宗教における牧師や司祭の仕事は葬儀
に関連したものに限定されました。
また故人の遺族であれば、葬儀出席のため
の居住地からの移動は可能としました。
政府の災害対応を強化する救援活動の
市民団体、国連人道支援要員、個人の活動
も認めるとしました。
公共交通機関に関してはECQ地域での
再開はないが、5月1日以降にGCQに切り
替わる地域では、ジプニーを除き、地上、
鉄道、船舶、航空機などの公共交通機関
の一部を再開するとしています。
DOTrは30日のバーチャル会議で、GCQ
では公共交通機関の定員を通常の50%に
することを明らかにしました。
乗客にマスク着用を義務付け、料金の支払いは
乗車前にスタッフに手渡すとしています。
バイクの2人乗りは引き続き禁止されます。
内務及び地方自治省(The Department of
Interior and Local Government DILG)の
アニョ長官は、GCQの交通機関再開について
「乗車前の検温、消毒液の設置、乗客同士
1メートルの距離を取ること」を条件に挙げ、
「バスは通常の乗客数が50人であれば、
25人が乗れる」と説明しました。
GCQではいずれの宗教も、安全のために
参加者が互いに2メートルの距離を取る
ことで、集まり自体が認められる事になる
と説明されました。
フィリピンでは、マニラ首都圏を中心に
厳しい外出禁止令が継続されています。
高速道路の検問です。
ECQ地域で発行されている外出許可証
です。
これがないと食料の買い出しなどには
行けません。
食料品の配給も盛んに行われています。
配給を受け取った人たちです。
これがないと生きていけません。
お米の配給です。
警察官が配給しています。
配給を待つ人たちです。
フィジカル・ディスタンスを守っています。
フィリピンでは、昨日は、労働者の日でした。
医療従事者やエッセンシャル・ワーカー
などに感謝と敬意が表されました。
漁船の横に美しい女神さまです。
女神さまはコロナ対策を応援しています。
コロナに負けずに頑張りましょう。
今日も外出は自粛です。
コロナをのさばらせない事が大切です。
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