フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

輸送機墜落事故の犠牲者は52名

おはようございます。


 7月4日日曜日(アメリカ独立記念日)


に発生したフィリピン、スールー州


ホロ島で発生したC-130輸送機の墜落事故


の犠牲者は52名となりました。


ドゥテルテ大統領は遺体安置所を訪れ、


殉職した兵士を悼み敬礼を捧げました。


 墜落したC-130輸送機は米軍の中古機を


今年、フィリピン国軍(The Philippine Air


Force PAF) が購入したものです。


PAFは、パイロットは、経験豊富であり、


着陸の操作もプロコトルに従っていると、


PAFの落ち度は無いと強調しました。


また、次のメンテナンスが予定されるまで


に11,000時間の飛行時間が残っていると


述べました。


 米国国防省は、この事故について、


哀悼のメッセージを送りました。


 数年前に、日本の自衛隊がフィリピン国軍


に対して、輸送機を供与する案件が


ありました。


この時、フィリピン側は、大型のC-130


輸送機の供与を望みましたが、航空自衛隊は


C-130輸送機は、メンテナンス管理が難しく


操縦も訓練に時間がかかるとして、小型の


輸送機を供与した経緯がありました。


フィリピン側の取り扱いに問題が無かった


のか疑問が残ります。

フィリピン国旗で覆われた兵士の棺に


敬礼するドゥテルテ大統領です。

左は、ロレンツァーノ国防長官です。


墜落直後の事故現場です。




輸送機の尾翼が見えます。


事故機と同型のC-130輸送機です。



PAFの救援隊です。




フィリピン現地の英字紙の発表では、


2021年半年で、フィリピン空軍で、


4回の航空機事故が発生したとして


います。


 事故で犠牲になった兵士は、ほとんどが


今年、フィリピン士官学校を卒業して、


訓練を受けて、ホロ島のイスラム過激派


鎮圧のために派遣された若い隊員です。


ご冥福をお祈りいたします。