フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

フィリピン国軍の医療チームはセブ市を支援

おはようございます。


 WHO(the World Health Organization)は、


ほぼ2週間で、フィリピンは西太平洋地域で


COVID-19(新型コロナウイルス)の症例が


最も速く増加したと発表しました。


これは、第2の感染波と戦っているシンガポール


の3倍以上です。


世界保健機関(WHO)のデータによると、6月16日


以降、この地域では22か国の中で最高の8,143件


の新しい症例が記録されています。


シンガポールは、同時期に2,351件の新規症例


があり、COVID-19を引き起こすSARS-COV-2


ウイルスが発生した中国では302件でした。


フィリピンが5月15日に規制緩和を開始して以来


土曜日の738件の新規感染を含む、合計22,935件


の新規症例が発生しています。


これは全国の34,803人のほぼ66%に相当します。


WHOの西太平洋地域のメンバーの中で、ウイルス


の蔓延はフィリピンとシンガポールで最も顕著です。


シンガポールでは、5月15日以降、17,609件の新規


症例が発生しています。


 フィリピン国軍(the Armed Forces of the Philippines


AFP)の軍事医療チームは、感染数の急増にともない、


日曜日にマニラ首都圏からセブ市に飛行し、


コロナウイルス病(COVID-19)との闘いを支援


するために派遣されました。


「タスクフォースセントラル」と呼ばれるこのチーム


は、9人の医師、10人の看護師、13人の医療補佐官


で構成されています。


マリア・アデシタス・サガリオ少佐が率いるチームは


フィリピン空軍(the Philippine Air Force PAF)の


C130輸送機を介して午前8時にパサイ市の


ビジャモール空軍基地を出る前に、PCR検査と


インフルエンザワクチン接種を受けました。


セブ市は、新しい感染の急増で、6月30日まで、


防疫強化地域(enhanced community quarantine


ECQ)として、最も厳しい検疫ステータスの下に


とどまります。


土曜日の時点で、セブ市は全国の市と州の中で


4,490人と症例数が最多です。


 セブ州で観光業に携わっていた40代の邦人男性


が26日午後、出血性脳卒中のため搬送先の病院で


亡くなりました。


 男性はセブ日本人会の会員で、新型コロナウイルス


防疫措置が始まった3月以降、セブ空港発の


チャーター便による日本人の帰国事業に協力して


きました。


 関係者は、「まだ信じられない。誰もがショック


を受けている」と明かしました。


 男性は25日午後に体調不良を訴え、自身の


スタッフに電話で助けを求めました。


マクタン島の自宅から救急車で搬送され、


ラプラプ、マンダウエ、セブ各市の主な病院を


あたったが「どこの緊急病棟も満杯で断られた」


という事です。


 同日午後10時ごろにセブ市内の病院でようやく


受け入れが決まり、入院し、投薬を受け、血圧も


一時安定しました。


一度は意識を取り戻したようだったが、26日午後6時


ごろ息を引き取りました。


CT検査を望んだが、新型コロナウイルスの検査結果


待ちで、CT検査は受けられないままでした。


 フィリピン保健省(The Department of Health DOH)


の方針に従って、男性の遺体はすぐに葬儀場に


運ばれており、火葬は早ければ7月6日になる予定


です。


男性の家族の渡比も難しい状況の上、現地にたどり


着いても家族の遺体との面会は認められない可能性


が大きいという状況です。


 セブ市の医療崩壊は、現実のものになっています。


セブ市に派遣された軍事医療チームです。


C130輸送機と医療チームです。


懸命の医療活動が続いています。


医療従事者たちも限界です。


看護師たちも悲鳴を上げています。


検査ブースです。


兵士もセブ市に多数派遣されています。


迫力があります。


コロナを圧倒します。


豊かなヒップでコロナを撃退します。


二人の美しい女神さまがコロナを


やっつけます。


コロナに負けずに頑張りましょう。