フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

岸田首相フィリピン議会で演説

おはようございます。


 日本の岸田首相は昨日、マニラ首都圏


ケソン市の国立法複合施設フィリピン


国会議事堂で演説しました。


午前11時より速やかに始まり30分間


続いた首相演説で、岸田氏は、日本の


フィリピンへの発展と安全保障支援の


貢献も注目するとともに、確立された


ルールに基づく国際秩序を守る日本の


姿勢を再確認しました。


 日比関係の現状は「黄金時代」に


あると言えるが、日本の岸田首相は、


この段階に到達するまでに両国が


歩んだ困難な道を認めた。


両国関係を促進するためのフィリピン


と日本の先人たちの努力を回想し、


関係が必ずしも「順風満帆」では


なかったと認めた。


「両国関係の長い歴史を振り返ると、


必ずしも順風満帆だったわけでは


ありません。 私たちは、両国が困難


な時代を乗り越え、今日享受している


友好関係を築く道を切り開いた1953年


のキリノ大統領による日本人戦犯の


恩赦をはじめ、寛容の精神に基づく


先人の努力を忘れることはできません」


彼は言った。


「今日、日本とフィリピンの関係は


『黄金時代』と呼ばれる段階に達して


います」と彼は付け加えた。


岸田氏はまた、フィリピンは日本


最大級の人口30万人を擁する


フィリピンを、かけがえのない


パートナーであると述べた。


「フィリピンは、ASEAN諸国の中で


第2位の人口を有し、30万人を超える


在日国民を擁し、日本にとって


かけがえのないパートナーです。


長い伝統を持つフィリピン議会で、


日本の首相として初めてスピーチ


する機会を得ることができて光栄です」


と述べた。


 岸田文雄首相は4日午前11時ごろ、


首相を招いて開かれた上下両院特別


合同会議で、日本の首相としては


史上初めてのフィリピン議会演説を


日本語で、行った。


議場には上下両院議員のほか、


閣僚、国軍将校、各国大使館関係者


が議場を埋め尽くした。

フィリピン議会で演説する岸田首相


です。


後方は、上院、下院両議長です。


下院本会議場です。



満面の笑みの岸田首相です。


日本では見られない光景です。

マニラ湾の沿岸警備隊で、日本が供与


した巡視船を視察しました。


岸田首相は、この後、マレーシアに


向け出発しました。