フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

ジープニーの段階的廃止

おはようございます。


 フィリピンでは、今日、ジープニー


がストで、運航を停止します。


フィリピン政府は、全国的な輸送


ストライキの脅威を受けて、


公益事業車両近代化プログラム


(PUVMP)に基づくジプニーの


段階的廃止の期限を年末に変更


しました。


陸上輸送フランチャイズ規制


委員会(LTFRB)のテオフィロ・


グアディス会長は、公益事業車


(PUV)の統合の遅れを発表し、


数万台のジプニー、UV Express


サービスユニット、マルチキャブ


が12月末まで妨げられることなく


運行を継続できるようにすると


発表しました。


今日からのストライキは、陸運事業


認可調整委員会(LTFRB)は


全国の公共交通車両(PUV)のうち


ストライキに参加するのは6%程度


との予想を発表しました。


 政府によるストライキ参加者の


人数予測は低く見積もられている


反面、マルコス大統領はストライキ時


への不測の事態への備えとして、


国家警察を増員するなどし、路線の


秩序維持に努めるとしました。


首都圏開発庁(MMDA)が中心と


なり、交通の要衝において運輸省や


警察が利用できる司令部の設置も


指示しました。


 ストライキ期間中の通勤車両の


増加が見込まれているため、政府は


期間中の車両プレート末尾規制を


一時的に停止しました。


 こうした措置に加え、政府は警察


車両41台に、複数機関所有の106台を


臨時の公共交通機関として充当する


方針も明らかにしました。


また、MMDAや運輸省は新規車両


への転換に向けた中古ジプニーなどの


協同組合連合への登録期限を、当初の


6月30日から12月31日まで延期する


とし、公共交通車両団体の説得も


図っています。


 マルコス大統領は同プログラムに


対し今月1日、近代化は「必要だが、


その実施にはジプニー運転手グループ


との議論が重要」と慎重な発言をし、


適切なプログラムの実施が鍵との認識を


示していたました。

整備中のジープニーです。


エンジンなどを点検整備しています。




ジープニーは、フィリピンの名物であり


庶民の大事な足です。


近代化が円滑にすすむことを願います。