フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

フィリピンの経済損失は1兆1,075億ペソ

おはようございます。


フィリピン国家経済開発省(the National


Economic and Development Authority


NEDA)は、3月中旬から実施している


外出禁止令や公共交通機関の停止を含む


隔離措置による最初の45日間の経済損失は


GDPの5.56%に相当する1兆1,075億ペソ


(約2兆3,258億円、1ペソ=約2.1円)に及ぶと


する報告書を発表しました。


NEDAによると、経済損失の業種別の内訳は


第一次産業が943億ペソ、第二次産業が


5,377億ペソ、第三次産業が5,897億ペソで


第二・第三次産業への影響が大きくなって


います。


地域別にみると、マニラ首都圏(5,893億ペソ)


が最大となり、うち第一次産業(5億ペソ)、


第二次産業(1,344億ペソ)、第三次産業


(4,548億ペソ)となりました。


マニラ首都圏に次いで経済損失が大きい


地域は、日系製造業が多く工場を構える


カラバルソン地域(2,651億ペソ)で、


うち第二次産業の経済損失は2,445億ペソ


と大半を占めました。


3番目に経済損失が大きい地域は、セブ市を


含む中央ビサヤ地域(377億ペソ)です。


NEDAはさらに、国内4万4,000社を対象に


調査を実施し、隔離措置期間中に収入がゼロ


となった企業は3分の2に上ったとしました。


操業を停止した企業は約6割、一時的なものを


含む従業員の解雇を行った企業は4分の1に


及びました。


隔離措置期間中のキャッシュフローについて、


22.8%の企業が税金または債務の支払いが


遅延し、17.7%がサプライヤーなどへの支払いが


遅延していることが判明しました。


また、12.5%が政府からのローンを申し込み、


10.2%が友人から借金をし、9.5%が顧客に


対して早期支払いを求めました。


フィリピン議会下院の本会議場です。


座席を大幅に減らしています。


トラックの荷台に大勢の人です。


緩和されるとこうなります。


車も増えました。


教会もソーシャル・ディスタンスです。



検問は続けられています。


最前線で働く兵士に子どもが敬礼します。


美しい女神さまは、コロナを退治して


くれます。



迫力があります。


コロナに負けずに頑張りましょう。