フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

ドゥテルテ大統領は首都圏などの防疫強化措置を延長

こんばんは。


 フィリピン大統領府のロケ大統領報道官は


12日午後の会見で、新型コロナウイルスを


めぐり再延長された防疫強化措置期間の期限


が切れる5月16日以降も、マニラ首都圏と


ラグナ州、セブ市については「一部修正する


形の防疫強化措置」を同月末まで延長すると


発表しました。


 新しいコミュニティー隔離措置「Modified


enhanced community quarantine」が5月16日


から31日まで講じられるのは、マニラ首都圏、


ラグナ州、セブ市など、新型コロナウイルスの


感染者数が依然として多いエリアです。


 フィリピンのドゥテルテ大統領はこれまで、


コミュニティー隔離措置(ECQ)を5月15日


までとしていました。


しかし新型コロナウイルスの拡大防止を


引き続き強化するため、地域によって適応


する措置を変更することになりました。


ミンダナオ島やビサヤ諸島の一部の地域


ではコミュニティー隔離措置が解除になり、


一般的なコミュニティ隔離措置(General


Community Quarantine:GCQ)への移行


なども発表されました。


マニラ首都圏などで5月16日から31日まで


講じられるModified enhanced community


quarantineでは、引き続き生活に必要な


最低限の外出のみが許可され、教育機関の


休講などが命じられています。


これまでのコミュニティー隔離措置(ECQ)


とは異なり、製造業など一部の職種では


50%までの稼働が許可される見通しです。


また必要不可欠な物資・サービスのための


交通機関の運行も許可されます。


詳細に関しては政府からの発表が13日に


予定されています。


フィリピン保健省(Department of Health


DOH)の11日の発表では、新型コロナウイルス


の国内感染者は1万1000人を超えました。


ハリー・ロケ大統領府報道官は今回の決断に


関して「WHO(世界保健機関)などの助言を


ふまえて、あくまで慎重に少しずつ(経済や


日常生活を)再開していく必要がある」


と述べています。


マニラ首都圏などでは、依然として、


検疫が大規模に行われています。


街では、厳重な警戒が実施されています。


車に対する検問も行われています。


PCR検査も行われています。


マスクの製作も順調です。


トランプ大統領と違い、ドゥテルテ大統領は


マスクを着用しています。


コロナに負けずに頑張りましょう。