むかしのジープニー
おはようございます。
人目を引くカラフルな色と派手な装飾
で飾られたフィリピン文化のシンボル
でもあるジプニーですが、近年では車両
の老朽化、交通渋滞、環境問題など、
いくつかの問題に直面しています。
近代化の必要性を認識したフィリピン
政府は、2017年に、車両の安全性、
快適性、環境の持続可能性を高める
ことを目的としたJeepney Moderni-
zation Programジプニー近代化計画
を発表しました。
このプログラムでは、新型ジプニーの
デザイン、エンジン排出量、効率化に
ついて、基準が設けられました。
これを受け、伝統と現代技術を融合
させた新世代のジプニーが開発されて
います。
この新型ジプニーは、洗練された
デザイン・内装、座席数の増加や余裕の
ある通路、エアコンや換気設備の充実
などを特徴とし、より快適な車内に
なっています。また、
欧州排ガス規制「ユーロ4」に準拠した
エンジンを搭載し、電気自動車や
ハイブリッド車などのクリーンな燃料
を使用することで、二酸化炭素の
排出量を大幅に削減し、環境にやさしい
乗り物を目指しています。
さらに、一部の新型ジプニーでは、
USB充電ポート、Wi-Fi接続、CCTV
システムなども装備されている
そうです。
また、近代化の取り組みは、
ジプニーの車体のみにとどまり
ません。
運転手への研修や、免許の取得、
厳しい交通安全規制の順守を義務付ける
ことで、プロフェッショナルな
ドライバーの育成にも力を入れて
います。
一部の主要都市で、すでに走行している
新型ジプニーですが、今後もますます
普及することが見込まれます。
徐々になくなりつつあるジープニーを
ご覧ください。
1951~1962年頃のジープニーです。
1957年のジープニーです。
1950~60年頃のジープニーです。
1950~60年頃のジープニーです。
1960~1970年頃のジープニーです。
1983~1984年頃のジープニーです。
新しいジープニーです。
フィリピン政府推奨の新型ジープニー
です。
ずらりと並んだ新型ジープニーです。
ジープニー業界では、依然として
近代化政策に反対しています。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。