フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

ピープル・パワー革命記念式典

こんにちは。


 フィリピンでは、昨日2月25日は、


ピープル・パワー革命37周年でした。


マニラ首都圏ケソン市のEDSA


モニュメントでは、ベニグノ・アキノ


3世元大統領の姉、クリス・アキノ氏


が臨席して、記念式典が行われ


ました。


クリス・アキノ氏の父親は、ピープル


・パワー革命の引き金になった、


マルコス独裁政権によって暗殺された


ニノイ・アキノ元上院議員です。


また、母親は、ピープル・パワー革命


によって、大統領に就任したコラソン


・アキノ氏です。


この式典は、フィリピン国家歴史委員会


(Officials of the National Historical


Commission of the Philippines NHCP)、


エドサの魂財団(Spirit of EDSA


Foundation)、ケソン市政府、


教会団体、その他の国内および地方


自治体機関がケソン市のEDSA


モニュメントに集まり37周年を


祝いました。

EDSAモニュメントに集まる


関係者です。



花吹雪です。



ピープル・パワー革命を報道する、


フィリピン現地紙です。



フィリピンの現大統領は、


フェルディナンド R. マルコス・


ジュニア氏で、父親は、独裁政権の


マルコス元大統領です。


通称、ボンボン・マルコス大統領


です。


ボンボン・マルコス大統領は、


EDSA ピープル パワー革命の


37周年に和解の手を差し伸べ、


フィリピン人のためにより良い


社会を構築するための団結を


求めました。


また、ボンボン・マルコス大統領


の姉のイミー・マルコス上院議員は


自身のSNSで、父親のマルコス・


シニア元大統領の墓で祈る、写真を


シェアしました。

上院議員は平和と進歩を願って家族に


悲しみを分かち合うチャンスが


与えられるよう求めている。


「どんなに辛くても私たちにとっても、


傷ついた人たちにとっても、それだけ


で本当に国を解放することができる」


とイミー・マルコス上院議員は1986年


のEDSAピープルパワー革命から


37周年を記念した投稿で述べました。



 アキノ・ファミリーは、EDSA


ピープルパワー革命37周年を記念


して、EDSA精神を生かしている


人たちとの連帯を表明しました。


「私たちは独裁政権の復活と我々の


団結記憶の復活に反対するすべての


人々に連帯します。 我が国のために


より快適で自由な明日のために奉仕


するすべての人と連帯します。


私たちはEDSAの精神を生かすために


行動するすべての人たちと連帯します。


間違いなくEDSAの精神は生きている」


と彼らは土曜日の声明で述べました。


 フィリピンは、マルコス家とアキノ家


とその支援組織の確執がしばらく


続きそうです。