フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

CNNフィリピンが伝えた羽田の奇跡

おはようございます。


 一昨日、羽田空港で発生した日本航空


機と海上保安庁機の事故について、


フィリピンCNNは、Miracle at Haneda


(羽田の奇跡)との見出しで


伝えました。


 CNN)火曜日、日本航空516便が


数百人を乗せて東京の羽田空港に着陸


した際、恐ろしい火の玉が発生した。


エアバスA350旅客機は滑走路上で海上


保安庁の航空機と衝突し、5人が死亡


した。


乗務員は炎が機体全体を焼き尽くす


前に乗客全員を避難させるのに数分


しか残らなかった。


煙が急速に機内に充満する中、客室


乗務員はメガホンを使って不安を抱える


乗客を落ち着かせて囲い込み、乗客は


非常用滑り台で3つの出口から


脱出した。


JAL 516便では、2歳未満の子供8人


を含む379人全員が安全に避難した。


この快挙は航空専門家を驚かせ、


乗客の中には奇跡だと評する人も


いた。


乗客の沢田翼さん(28)は、


ロイターに対し、「全員が降りてから


約10分後に爆発音が聞こえた」と


語った。


「奇跡としか言えません。遅かったら


死んでいたかもしれません。」


日本航空は、乗客4人が病院に搬送


されたと発表したが、報告された


最悪の負傷者は1人が「打撲」を


負ったという。


日本の斉藤国交相大臣によると、


2号機のデ・ハビランド・カナダ


DHC-8では乗員6人のうち5人が


死亡した。


公共放送NHKは、同機の機長が


重篤な状態にあると発表した。


日本航空は、この死亡事故の責任者を


特定するための調査に参加していると


企業安全・セキュリティ担当上級


副社長の堤忠之氏が記者団に語った。


同航空は、衝突前に乗務員が管制に


より着陸を許可されていたと発表した。


LiveATC.net からの音声では、乗組員が


滑走路 34 への許可命令を読み上げ、


「34 番右に着陸することを許可した」


と述べているようです。


水曜日に発表された、航空管制官と関与


した2機との間の公式の書面による通信


記録は、航空管制が現地時間午後4時


43分26秒(午後3時43分)にJAL


旅客機にC滑走路への着陸許可を


与えたことを示している。


しかし、記録には海上保安庁隊機の


離陸承認が明確に示されておらず、


代わりに午後4時45分11秒に「待機地点


まで地上走行」するよう指示


されている。


水曜日の記者会見で、日本の斉藤国土


交通大臣は記者団に対し、捜査の次の


ステップはパイロットと管制塔との


会話の録音を聞くことになると


述べた。


会議後の会見で、運輸安全委員会


(JTSB)の関係者は、海上保安庁


航空機のフライトレコーダーと


ボイスレコーダーを回収したと


述べた。しかし、彼らは、JAL機


のものをまだ探していると付け


加えた。


JTBS関係者は記者団に対し、航空


管制官が日本航空機にC滑走路への


着陸を許可し、海上保安庁機に


「地点を維持する」よう指示したと


語った。


エアバスA350型機の乗客や衝突


目撃者らは、乗客全員が生き残った


ことが明らかになり、恐怖が安堵に


変わったと語った。


ロイター通信によると、乗客のひとりは


「本当に死ぬかと思った」と語った。


英国のクランフィールド大学で安全性と


事故調査を専門とするグラハム・


ブレイスウェイト教授は、滑走路侵入


は分類上「まれではあるが、壊滅的な


事態になる可能性がある」と述べた。


フランス出身のガイ・マエストル


さんは、事件当時、隣接する飛行機


に乗っており、「ビッグバン」と


いう音を聞いたと述べた。


「私は別の飛行機の窓側の席にいて


離陸の準備をしていたところ、


大きな衝撃音が聞こえました。窓から


見ると、滑走路に大きな炎の跡が流れ


ているのが見えました」とフィラデル


フィアから日本を訪れていた


マエストルさんはCNNに語った。


「消防車が滑走路を通過するのが


見えたとき、炎はますます高く


なりました。」


「全員が無事であることを願っていた」


と彼は言い、「それを見てショック


だった」と付け加えた。


激しい墜落の恐ろしい映像が放送


されたにもかかわらず、乗客の山家聡氏


はCNNに対し、機内の人々はパニック


に陥っていないと語った。


飛行機が着陸したとき、山家さんは


最初は何も異常を感じなかったと


語った。


山家さんは墜落から避難した後、


羽田空港で「普通に着陸した。衝撃


など何も感じなかった」と語った。


同氏は、飛行機から避難するよう


アナウンスがなされる直前に火災


を目撃したと付け加えた。


「しかしその後、エンジンから


火が出ているのを見て、奇妙な


ことに気づきました。なぜ火がこんなに


長く燃え続けているのかと考えていた


とき、アナウンスがあり、滑走路で


何かに衝突した可能性があり、飛行機


を避難させなければならないとのこと


です」と山家さんは語った。


「煙の匂いは少し感じられましたが、


乗客はそれほどパニックにはなりません


でした。」


彼は「あまり怖くなかった」と語った。


「もう着陸したので、この時点では


飛行機は爆発しないだろうと思って


いました。全員が整然と飛行機から


降りていれば大丈夫です。」


516便の乗組員は、数百人の命を


救った迅速かつ冷静な対応で称賛


されている。


日本航空によると、同機の機内放送


システムが故障した後、客室乗務員


がメガホンを使って乗客を安全な


場所へ誘導した。


機内からの報告によると、客室


乗務員が人々に冷静になるよう


促し、飛行機が停止してから数秒


以内に脱出シュートを展開し、乗客を


降ろすことができたという。


「事件の詳細についてコメントする


のは時期尚早だが、明らかなことは、


乗組員が模範的な行動をとったと


いうことだ」と、パンデミック下で


乗組員を支援するために設立された


慈善団体PilotsTogetherの会長


スティーブン・アーリッヒ氏は


語った。


同氏は、同便の乗客が機内持ち込み


手荷物を持たずに避難したことで


命が救われたことを挙げた。


「ラップトップや機内持ち込み


バッグのため、避難が遅れれば大惨事


になる可能性がありました。


もし乗客が荷物を置いて行くという


警告に従わなかったら、この事件は


もっとひどい事態になっていた


かもしれない」と彼は語った。


山家さんの妻ミカさんはCNNに


対し、夫が「携帯電話を持って出て


きた。彼は他のすべてを置き去りに


しなければならなかった。」


「彼は中から私に電話して、煙が出て


いるのが見えたと言いました。彼が


無事だったことに安心しました」と


彼女は語った。


 また、フィリピンのテレビ局TV5は


乗客のSNSへの投稿動画を放映し、


その中には、機内の炎が発生した近く


と思われる個所で、女性が、「早く、


明けなさいよ !」と叫ぶ声が何回も


聞こえました。その他の乗客は、


静かに着席していました。


 乗客、乗員が無事でよかったですが


ペット2匹が救出できなかった


そうです。


焼け落ちたJAL 516便です。






羽田の事故で、マニラから羽田の便は、


ニノイアキノ国際空港で待機中です。