フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

日本はフィリピンへ大型巡視船を供与

おはようございます。


 フィリピン沿岸警備隊(PCG)は6日、マニラ首都圏マニラ市で、日本の


円借款事業で供与された97メートル級多目的船「BRPテレサ・マグバウナ」


の就役式を行いました。


在フィリピン日本大使館の越川大使は、「BRP テレサ・マグバウナ 」の


委託式で、フィリピン運輸省(DOTr)とフィリピン沿岸警備隊(PCG)に就役した


2隻のうち1隻目の97m級多目的船(MRRV)を日本からPCGが調達しました。


この最初のMRRVは2022年2月にフィリピンに到着し、6月に到着する予定


のは第2船です。


PCG艦隊最大の2隻は、三菱造船株式会社下関造船所で建設され、PCG乗組員


もマニラへの航海前後の訓練プログラムと海上実験を終えました。


式典の中で越川大使は、「日本は、BRP テレサ・マグバウナがフィリピン海


で何十年にわたって重要な役割を果たし続けることを強く望んでいます」


越川大使はまた、BRP テレサ・マグバウナは、国連海洋法条約(UNCLOS)


の下で海洋秩序を維持するための両国政府の強いコミットメントを体現して


いると指摘しました。


「日本とフィリピンの友好関係もさらに強化する。 2隻の97m級巡視船の


供給は、両国の海上保安庁協力の進歩を示していることは間違いない」と、


述べました。


2隻のMRRVの買収は、海上安全能力向上プロジェクト(MSCIP)フェーズ2の


もと、日本国際協力機関(JICA)を通じて日本政府からのODA資金提供により


可能になりました。


供与された、大型の巡視船「テレサ・マグバヌア」は、全長がおよそ97m、


総トン数は2260トンと、フィリピン沿岸警備隊では、これまでで最も大きい


艦船です。


6日の就役式には、現地の政府関係者のほか、越川和彦大使や国際協力機構


(JICA)の職員など、およそ200人が出席しました。


南シナ海では中国が去年2月、海上警備に当たる海警局に武器の使用を認める


「海警法」を施行したあと、フィリピンの民間の輸送船が中国海警局の船に


放水を受けたり、パトロール中の巡視船が接近を受けたりするケースが相次


ぎ、フィリピン政府は強い懸念を示しています。


今回供与された巡視船は広範囲の海を監視できる最新のレーダーや、遠隔で


操作できる無人潜水機などを備えていて、南シナ海での監視活動のほか、


災害時の救助活動などでの活用が期待されています。


日本政府は、南シナ海への進出を活発化させる中国を念頭に、自由で開かれた


インド太平洋の実現に向けてフィリピンとの連携を強化していく方針です。


越川大使は、「南シナ海などをめぐる状況には日本としても強い懸念を持って


いる。新たな政権になっても、これまでの関係を維持し、発展させていきた


い」と話していました。

左から、ファブリカンテ副司令官、沿岸警備隊副司令官アルテミオ・アブ提督


越川和彦日本大使、三菱重工業アジア太平洋本部マニラ事務所YOKOME氏、


運輸大臣アーサー・トゥガデ長官、JICAマニラ事務所坂本代表です。

大型巡視船「テレサ・マグバヌア」です。


全長97メートル、総トン数は2260トンです。


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