フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

ドゥテルテ大統領は政界引退を表明

おはようございます。


 フィリピンのドゥテルテ大統領は2日、政界を


引退する意向を明らかにし、予定していた副大統領


選挙への立候補を取りやめる考えを示しました。


フィリピンでは来年5月、大統領と副大統領を選ぶ


選挙が行われる予定で、1日から立候補の受け付けが


行われています。


任期満了を迎えるドゥテルテ大統領は、憲法で再選が


禁じられていることから副大統領選挙に立候補する


意向を示していましたが、2日、政界を引退する意向を


明らかにし、副大統領選挙への立候補を取りやめる


考えを示しました。


この中でドゥテルテ大統領は「副大統領への立候補は


憲法の精神に反し、私はふさわしくないとする国民の


声がある。その求めに従い、私は政界を引退する」


と述べました。


大統領選挙をめぐってはこれまでに国民的な人気を


誇る元プロボクサーのマニー・パッキャオ氏などが


届け出ているほか、ドゥテルテ大統領の長女で、


南部ダバオ市の市長を務めるサラ・ドゥテルテ氏などの


立候補が取り沙汰されています。


ドゥテルテ大統領の立候補については、サラ氏が大統領に


就任すれば「親子による政権独占になる」との批判も


高まっていて、専門家や地元メディアからは今回の判断で


サラ氏の立候補を後押しするねらいがあるとの見方も


出ています。


一方、そのサラ氏は、ダバオ市長再選のための立候補証明書


を提出しました。


大統領選挙立候補の受付は、10月8日までですが、受付終了後も


11月半ばまで政党による候補者差し替えなどが可能なため


情勢を見極めたうえで出馬を判断するのではないかとの


見方も出ています。


ドゥテルテ大統領です。


ドゥテルテ大統領と長女のサラ市長です。


ドゥテルテ大統領に代わって副大統領候補に


立候補した側近ボン・ゴ-上院議員です。

ダバオ市長再選のための立候補証明書を提出


したサラ市長です。

支援者などからは、立候補への期待が高まっている


サラ市長です。

サラ大統領候補とボン・ゴー副大統領候補の


組み合わせもありそうです。


来年のフィリピンの大統領選挙は、


ミス・ユニバース・フィリピンの選抜よりも


面白そうです。


コロナに負けずに頑張りましょう。