フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

フィリピンのサンミゲルビール

おはようございます。


 サンミゲール社は、1890年に設立


され、東南アジア初の瓶詰めビール


生産のベストセラー醸造所と


なりました。


そして、1914年からは上海、香港、


グアムにビールの輸出を初め


(日本は、1972年から)、1948年


には香港に醸造所を設立し、直轄


植民地で最初のローカルビールと


なりました。


その後、アジアの製造拠点を中国、


インドネシア、ベトナム、タイ、


マレーシアに拡張して来てました。


そして、フィリピンだけでなく、


各拠点から、世界中に輸出を開始し、


今では60ヵ国以上に渡り、


サンミゲール社商品が輸出されて


おります。


サンミゲール社は、フィリピンの


ビール・マーケットの約90%の


シェアを占めており、清涼飲料の


分野でも約85%のシェアを占めて


います。


飲料事業のみならず、公共事業


(電気など)、食品事業など関連


事業を合わせるとフィリピンGDP


(国民総生産)約5%を占める、


巨大企業です。


関連会社を含めると従業員数約25,000人


(サンミゲールビール社では約3,000人


国内)です。


アジア全体でも、トップクラスの


企業です。


1890年10月4日、ラ・ファブリカ・


セルヴェッサ・デ・サン・ミゲル


(サンミゲール醸造所)が、マニラ


のサンミゲル地区に誕生。


現在のマラカニヤン宮殿内に東南


アジア最古の醸造所として建て


られました。


最初のブルーマスター(醸造責任者)


は、ドイツ人のルードヴィグ・キイネ


氏です。


サンミゲールのロゴは、スペイン


統治時代にマニラを表した紋章と


同じもので、最初に醸造された


ビールは、ペールピルセンと


ダークの2種類でした。


最初の年に醸造されたビールは、


500樽でした。100周年を迎える


1990年にはフィリピンのGNPの


およそ4%を担う事業に成長。


サンミゲールは、フィリピン国内


95%のシェアを持っています。


多くの国民がサンミゲール社に


関わる仕事をしていると言われ、


家族何世代にも渡り働く人々も


います。


San Miguel Brewery, Inc. は、


San Miguel Food and Beverage, Inc.


の子会社であり、Kirin Holdings Co.


Ltd. と共同所有しています。


キリンは、株式 48.3%を所有して


います。


同社は、2008 年時点で 95% 以上の


市場シェアを持つフィリピン最大の


ビール醸造所です。


 以下は、サンミゲル・ビールの


代表的なビールです。

PALE PILSEN (ピルセン)


LIGHT (サンミゲルライト)


RED HORSE(レッドホース)


 この他に、


Premium (プレミアム)


SUPER DRY(スーパードライ)


ZERO (ゼロ) アルコール度:3%


APPLE (アップル風味)


LEMON (レモン風味)


等を販売しています。