フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

日本の美味しいお節とその意味

新年、明けましておめでとうございます。


フィリピン暮らしは、9年目に


なりました。


今年もよろしくお願い申し上げます。






今年も、フィリピンにいます。


お節は、ありません。


せめて、お節料理の意味などを改めて


勉強したいと思います。



お節は、色々ありますが、それぞれ、


美味しいです。


定番のお節料理は以下のようなものですね。



伊達巻きです。


伊達者から、洒落た・見栄えの良い・派手


なという意味を持ちます。


また、巻物に似ていることから、学問成就


や文化の繁栄を願います。


昆布巻きです。


「喜ぶ」と語呂合わせしています。


昆布に「子生」の字を当てられる


ことから、子宝を願う意味があります。


「きんとん」を漢字にすると「金団」になる


ことから、金銀財宝を連想させます。


鯛の尾頭付きです。


「めでたい」にかけています。


海老は、姿が丸く曲がっていることから、


腰が曲がるまで長生きできるよう願う


意味です。


身が赤く美しいことから、縁起物や魔除け


の意味を持ちます。


紅白かまぼこです。


形が日の出に似ていることから、新年に


相応しいとされます。


紅白の紅は魔除けや喜び、白は神聖さ


を表します。


黒豆です。


まめに健康・丈夫に過ごせるように


願います。


敢えてシワが出るように煮て、シワが


できるほどの長寿を願います。


数の子です。


数多くの卵が付いていることから、子孫


繫栄や子宝を願います。


紅白なますです。


配色が祝袋の水引に見えることから、


おめでたいことを連想させます。


大根とニンジンは土中に根を張ること


から、家族の土台を築くことを願います。


 それぞれの料理を、その意味を噛み


しめながら味合うと一層、美味しいと


思います。