フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

グヤバノの揚げ春巻き

おはようございます。


 フィリピン北部ルソン島のバタンガス


州の州都バタンガス市イバンの


レストランでユニークな味の春巻きを


見つけました、とのコメントでネット


上に投稿されたグヤバノの揚げ春巻き


を紹介します。


 これは、グヤバノ・ランピという


名前で、普通の春巻きとは違い、


グヤバノの果物や他の材料で作られて


います。


 グヤバノは、フィリピンをはじめ


として、マレーシアなど東南アジア


の地域で収穫されている人気の


フルーツです。


とげとげとした見た目が印象的な、


一見ドラゴンフルーツと似ている


形状の果物です。


フィリピンではグヤバノという名称


で親しまれていますが、英語では


「サワーソップ」という名称で


知られています。


グヤバノと聞いて、該当の果物を


連想できない英語圏の方々も多い


ですが、同じものになります。


東南アジア地域の名産品として、


広く利用され人気があります。


グヤバノの見た目はとげとげで


痛そうな印象ですが、このとげは実は


固くなく、やわらかい触感になって


います。


痛そうな見た目とは裏腹に、触り心地


が良くて意外な感覚です。


もともとはアメリカの常緑広葉樹の地域


で栽培されていましたが、東南アジア


など亜熱帯地域に普及しました。


グヤバノの味は、さっぱりとした甘さに


程よい酸味が混ざり合っていておいしい


と人気です。


中の実の色は白色で繊維質になっており


見た目はパイナップルに似ていますが、


舌触りはクリーミーでとろける食感に


なっています。


日本にはない個性的な果物です。


 果物の多くが栄養面で優れている中で


グヤバノの栄養・健康面はどうなって


いるでしょうか。


グヤバノには、抗がん効果があると


されており、がん予防に適した食材と


されています。


「アセトゲニン」や「キノロン」という


物質が含まれていることが要因と


いわれています。


他には炎症発生を抑える効果、肌の


美しさを保つ作用、免疫力を高める、


胃腸の調子を整える効果などがあると


されており、万能薬といっても過言


ではありません。


ただ過剰に食べすぎるとパーキンソン病


の発生リスクを高める副作用があると


されているので注意しましょう。


 グヤバノはそのまま食べる方法も


人気ですが、加工商品として販売されて


いるケースも多いです。


手軽に食べられる形で購入できるので、


簡単にグヤバノのおいしさと栄養価を


ジュースで堪能することができます。


南国の果物グヤバノです。


揚げ春巻き(ルンピア)です。



ルンピアの中身はグヤバノです。



外見は、普通のルンピアと変わり


ません。



グヤバノは、美味しい果物です。


私は、大好きです。