フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

中国は西フィリピン海の漁獲を禁止

こんにちは。


 中国政府は5月1日から8月16日にかけて、


西フィリピン海(南シナ海)の北緯12度


以北の海域で、全ての船舶に対し漁業を


一時禁止する措置(漁業モラトリアム)


を一方的に宣言しました。


北緯12度以北には中国、フィリピン、


ベトナムなど5カ国・地域が領有権を


争う南沙諸島海域は含まれないが、中国と


ベトナムが領有権を争う西沙諸島、


フィリピンと中国が領有権を争うルソン島


西方沖のスカボロー礁は含まれます。


 これに対し、フィリピン外務省は18日夜


「フィリピンが主権を有する水域を対象と


しておりこの措置は認めない」との声明を


発表し、中国に抗議しました。


 フィリピン外務省は「中国の禁止措置は


国連海洋法条約に基づく同国の海洋権益を


はるかに超えており、国際法上の根拠がない」


として、「フィリピンは中国に対し、国際法


に反してフィリピンの主権、管轄権などを


侵害するいかなる行動も控えるよう強く


求める」としました。


 また中国による今回の宣言は「排他的


経済水域の生物資源に対するフィリピンの


主権的権利に関し、国連海洋法条約第56条


に違反している」として、2016年7月の


国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所の判断


(南シナ海判決)でも中国の漁業一時禁止


措置は違法と認定された」と指摘しました。


 フィリピン外務省による抗議に先立ち、


西フィリピン海(南シナ海)問題国家タスク


フォースも4日、「この漁業禁止措置は


フィリピン人漁師には適用されない。中国が


フィリピンの領海と管轄権の範囲内で漁業禁止


を宣言することに反対する」と声明を出して


いました。


 中国は1999年以降、毎年同じ時期に


西フィリピン海(南シナ海)における漁業


一時禁止措置を出しています。

フィリピン国旗の向こうに中国の艦船が


見えます。

フィリピン沿岸警備隊の艦船から見た


中国船です。

フィリピン沿岸警備隊の高速ボートです。


日本が提供したものです。

フィリピン沿岸警備隊の隊員の向こうに


中国の船団です。

フィリピンの漁船です。


花を手にした女神さまです。


コロナを退治して下さい。

悩ましげに見つめる女神さまです。


コロナをやっつけて下さい。

黒の水着のナイスプロポーションな


女神さまです。


コロナを撃退して下さい。


コロナに負けずに頑張りましょう。