フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

マニラ首都圏はGCQに移行で原則外出自由

おはようございます。


 フィリピンのドゥテルテ大統領は28日夜、


6月1〜15日の地域ごとの外出・移動などの


規制緩和について、新型コロナウイルス対策


の省庁間タスクフォース(the Inter-Agency


Task Force IATF)の勧告を承認し、首都圏


やカビテ、ラグナ、パンパンガ各州やダバオ市


などが一般防疫地域(The general community


quarantine GCQ)に移行、規制が緩和される


ことが正式に決まり、今日から施行されます。


 GCQでは、原則として外出は自由となります。


20歳以下と60歳以上、健康でない人、妊婦に


ついては外出が禁止されるが、認められた


仕事に就いている場合は、20歳以下と60歳以上


でも外出できます。


 10人までの集りや、ゴルフ、テニス、バドミントン


乗馬なども可能になります。


しかし、店内での飲食や理髪店、ジムの営業は、


修正一般防疫地域(The modified general


community quarantineMGCQ)で50%の


稼働率で許可されるだけで、GCQでは


認められていません。


フィリピン運輸省(The Department of


Transportation DOTr)は、6月1日から運行


を再開できる公共交通機関として、鉄道や


バス、タクシー、グラブなど配車サービス、


シャトルサービス、トライシクルなどを挙げる


一方で、首都圏へ乗り入れる地方バスは


当面認めないとしています。


 DOTrによると、再開される鉄道の輸送人員


はLRT(軽量高架鉄道)では従来の平均10〜


12%、国鉄(PNR)で35%の見込みです。


 フィリピン航空(PAL)は、大統領の決定を


歓迎し、国内のGCQ地域間での運航を再開


する意向を示しました。


 フィリピン国家警察(Philippine National


Police PNP)のエレアサール副長官は、


買い物時に携帯が義務付けられてきた防疫


許可証はGCQでは不必要で、会社発行などの


IDの提示で構わないと説明しました。


検問所はGCQでも維持するとしており、


不必要な夜間外出は控えるように、見回りも


継続するとしています。


 今日以降、修正防疫強化地域(MECQ)に


置かれるのはセブ市のみになります。


マニラ首都圏を走るLRTの車内です。


警官が見回ります。


バスも規制がありますが利用できます。


交通量も増えています。


検問は若干緩くなっています。


移動する人は、大幅に増加中です。


夜間は、依然として外出禁止です。


外出許可証です。


昨日のフィリピンの感染者数です。


フィリピンでは、退院者や回復者が日本


より少ないです。


日本は、退院者が約1万5千人ですので、


入院している感染者は、全国で、2千5百人


ほどです。


フィリピンでは、いまだに、約1万4千人


の入院患者がいますので、医療危機は、


継続しています。


コロナ退治の美しい女神さまです。


美しい女神さまと美しい海です。


コロナに負けずに頑張りましょう。