フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

ドゥテルテ大統領は今日16日以降の措置を決定

こんばんは。


 フィリピンのマニラ首都圏や一部の州や


市で続く防疫強化措置(ECQ)の16日以降


の延長の是非について、首都圏17市町の首長


らが9日、テレビ会議を行いました。


会議は4時間に及んだが、ECQ延長を支持


する首長が10人だったのに対し、一般防疫


措置への緩和を求める首長が5人などと


見解が分かれました。


首都圏首長らの統一した見解を表明する


ことはできず、ECQ延長の判断については


政府に下駄を預ける形となりました。


 フィリピン大統領府のロケ大統領報道官


は9日、「首都圏の全市町で一律にECQが


解除されることはない」と明言しており、


政府としては、感染者数が比較的少ない


市町に限り16日以降、一般防疫措置(GCQ)に


緩和する決定を出す見込みです。


アニョ内務自治相はサンフアン市や


バレンスエラ市でのECQ解除を示唆して


いるが、名指しされたガチャリアン・バレンスエラ


市長は「周りの市がECQのままで自分たちの


市だけ緩和させても意味がない」とECQ延期を


支持すると表明、政府とは異なる見解を


示しています。


 9日の首長会議ではバレンスエラや


サンフアン、マンダルーヨンやタギッグなど


10市町の首長がECQ延長を支持すると


表明しました。


 一方、イスコ・モレノ、マニラ市長が


「市の財政にもう余裕はない」としてECQ


解除を訴えているほか、感染者数が首都圏


で一番多いケソン市のベルモンテ市長も


ECQ解除を支持しています。


会議では両市やマカティ市を含めた5市


の首長がECQ解除を支持しました。


フレスネディ・モンテンルパ市長とテオドロ


・マリキナ市長は態度を保留したもようで、


首都圏首長の意思統一は図れず、結局、


ECQ延長については政府の判断に


任せると表明しました。


 ロケ大統領報道官によると、11日に新型


感染症対策省庁間タスクフォースが大統領


を交えて会合を持ち、16日以降のECQ措置の


延長の是非について方針を確定させる意向


という事です。


ドゥテルテ大統領の決定はどのような


内容でしょうか?


医療従事者の疲労は限界に達しています。



街では、厳重な警戒が続いています。



マニラ首都圏です。


コロナに負けずに頑張っています。