フィリピン帰りのヨコピーノ

フィリピンで8年暮らしましたが2020年3月に帰国して、そのまま日本にいます。フィリピンの話題や自分自身の暮らしを書いています。

フィリピン最北の島を守る海兵隊

おはようございます。


 島国フィリピンでは、海洋を守る


海兵隊の存在が重要です。


しかし、西フィリピン海(南シナ海)


における中国の海洋進出は執拗で、


露骨です。


 フィリピン国軍は、米軍との


合同軍事演習やオーストラリア、


日本とも演習を行っています。


 フィリピンと米国は今年4月10日、


南シナ海に面した海域でロケット弾


を発射して退役した海軍艦艇を


沈めるなど、過去最大規模の合同


軍事訓練を行いました。


フィリピン軍(AFP)と米国軍から


17,600人以上が参加し、3週間に


わたり開催されたバリカタン2023


で、海上警備、水陸両用作戦、


実戦訓練、都市・航空作戦、


サイバー防衛、対テロ、人道支援


・災害救援準備などの相互運用性


と能力を高める訓練を行いました。


 フィリピン海軍沿岸警備隊の


フリゲートFF-151は、数名の


海兵隊員が駐留する同国の最北端の島


であるマヴリス島に立ち寄り、1か月


にわたる国内各地のパトロールを開始


しました。


マヴリス島は、台湾からは約80kmで、


中国からも近く、非常に重要な


島です。


パンデミック以降初めて国旗掲揚式が


行われました。


それはまた、「前年の激しい嵐に


よって損傷し、擦り切れた」古い旗


を取り替える機会でもありました。

フィリピン最北部のバタン諸島の


マヴリス島の海兵隊員です。

国旗掲揚式です。



マヴリス島に向かうフリゲートFF-151


です。

バリカタン2023のためにマニラ港に


寄港した米国海軍マッキン・アイランド


ワスプ級強襲揚陸艦です。

マニラ港に停泊する米国海軍マッキン


・アイランドです。





フィリピンと米国の中国に対する危機感


を感じます。